2009/07/24

Low Vision + Unarm presents "Dead End Konfusion Vol.2"

LOW VISION + UNARM presents "DEAD END KONFUSION Vol.2"

2009 7/25 (土)


高円寺20000V

17:30/18:00

¥1500/¥1800


LOW VISION

UNARM

FORTITUDE

ISTERISMO

NOT A NAME SOLDIERS

STRUGGLE FOR PRIDE

SLIGHT SLAPPERS

2009/07/23

Destino Final - Final Show

緊急の告知。

先日の新大久保Earthdom でのライブも渋かったスペイン・バルセロナの Raw Noise D-Beat Nuclear Nightmare Real Punx "Destino Final" の最終追加公演が決定。


明日7月24日 (金)、Intruders - "Punk Future Vol.6" にて、出演は、Destino Final、Isterismo、Krossa、Life、Intruders の全5バンド。場所は、西荻窪 Studio UEN

平日ですが、スタート時間も20:00からと遅いし、入場料も¥1,000ポッキリなので、見逃したパンクスはぜひ。

西荻窪 STUDIO UEN

7月24日 (金曜日)

OPEN 19:30
START 20:00

¥1000ポッキリ

INTRUDERS presents

-PUNK FUTURE Vol.6-

DESTINO FINAL (Spain)
INTRUDERS
ISTERISMO
KROSSA
LIFE

2009/07/22

New Distro Items: 7/22

EXCUSES - State Emergency 7" (Distro-y) ¥400

" Six track punk onslaught from Northwest Ireland's Excuses. This record is fast and pissed off. Harking back to an early 80's American hardcore influence mixed with an English street punk sound. Snotty, loud and to the point political lyrics served with a punch in the teeth. Excuses are most certainly at the fore front of Irish punk leaving no crusty, skin, punk, or any other degenerate behind. Split label release with BB
P Records, Distroy Records, FTS Records and the band. Go be their friend or they might beat you up: Excuses's My Space page. " - Stitchy Press

Excuses: www.myspace.com/excusesireland

PROJECT HOPELESS - Av Hela Mitt Hjarta 7" (Distro-y) ¥400

" A//E political hardcore punk. This is an aggressive hardcore attack
directed towards w
hat is wrong with everything in this world of ours. Raging Anarcho hardcore play passion, aggression and anger. " - Distro-y

Project Hopeless: www.myspace.com/projecthopeless

LINK / RAISED BY DRUNKS - split 7" (Distro-y) ¥400

" LINK hailing from Belgium play an epic crust assault with both female
and male vocals. RAISED BY DRUNKS rising out of the ashes of previous bands these Stockholm Global Crust
play aggressive hardcore crust!!! " - Distro-y

Link: www.myspace.com/linkrocks

Raised By Drunks: www.myspace.com/raisedbydrunks

BACCHUS - Attica CDEP (Distro-y) ¥700

" Raging Crust from Galway, after suffering a number of false starts due
to line up changes are finally back on track and giving it hell. With an immense build up before turning into an assault of crushing guitars, d-beat drumming and screaming vocals. This is a release of epic proportions!! Comes in a screen print recycled card digipack!! Think His Hero Is Gone/Fall of Efrafa/Burning The Prospect. " -
Distro-y

Bacchus: www.myspace.com/bacchusband

2009/07/20

This Week's Recommendation from Acclaim Collective (A): Lost - Thoughtless・Bez Zastanowienia 7"

LOST - Thoughtless・Bez Zastanowienia 7"

"Dedicated to all people fighting the system" ーーシステムと闘うすべての人々に捧げられたポーランドの Lost のデビュー・シングル。もう説明するまでもないと思うが、この Lost でヴォーカルを取るのは、ex-Homomilitia のフィメール・ヴォーカリスト "Agnes" である。本作がリリースされた当時は、非常に高揚したことを覚えている。なぜなら、Homomilitia は、90年代のポリッシュ・アナーコパンク・ムーブメントに尽力してきたバンドであったし、このバンドがそのようなバンドの元メンバーが新たに結成したバンドであったからだ。そして、この Lost のサウンドが、13、あるいは Damad といった US のフィメール・フロンテッド・アポカリプティック・スラッジ・ハードコアの影響丸出しでまったく意表をつかれたことも覚えている。とはいえ、全体的な質感は、メタリックな80's UKピースパンク周辺のそれ。このあたりは、いまだ Homomiltia との共通項やそれらのバンドとの違いを見いだせる。クラストコア的なリフの多用もまた同様である。
聴き所はB面の重圧スロー・ナンバー2曲だろうか。Agnes の唄法も 13 や Damad のような憎悪に満ちた低い声となり、ポーランド語及び英語の混合で歌われる歌詞がそのヘヴィなサウンドと相まって腹まで響いてくる。Homomilitia のアティテュードを受け継ぐ歌詞は、同様に深い考察を巡らせたもの。タイトルにもなっている "Thoughtless" (無思慮) は、その「無思慮」こそが支配と服従を巧妙に偽装し、そのことによって私たちが「レイシストになる」・「セクシストになる」・「鈍感になる」ことを歌ったものだ: 「無思慮に対する憎悪となれ」 (Thoughtless のなかの一節)。加えて、彼女の言葉には「私のなかにも「システム」がある」ことを強調するような繊細な表現が多いことも説明しとかねばならないだろう。また、安易に「私たちはみな同じだ」と一括りにするのではなく、それを言うならば、常に「システム」というものへの分析と批判がなければならないということも。つまり、自分自身を現実的に見る真の意味が、"Dedicated to all people fighting the system" (システムと闘うすべての人々に捧げる) に込められているとも言えよう。

1. Civilisation
2. Lost

3. Thoughtless

4. Faith

5. Different We


Different We (異なる私たち)

反逆者の私たち
- 意識のある私たち
私たちは望みを持って未来を見ようとする

私たちはよりよい人間だと思う
私たちは正しい経路の世界に背を向ける


盲目の私たち

私たちは外側の世界に自分を閉じる
私たちは自分が罠にはまっていることが分からない

もう一つのシステムをつくりあげることによって

- Lost

Released by Malarie Records (2000)

2009/07/18

New Distro Items: 7/18

KAOTIK HERO #8 zine (Kaotik Hero) ¥300

Khatarina / Screwithin / Unarm "Killer Blow" Japan Tour with Acclaim Collective でも色々と世話してくれた So君主催のトータル・パンク・ジン "Kaotik Hero" の第8号。冒頭の彼の言葉を読んでもらえれば分かるが、今回は彼の本質的な態度 (アティテュード) を全面に押し出し、彼独自の趣向を凝らした内容となっている。まずは、Low Vision、Cosmic Neurose、Angel O.D.、Unarm といった、今東京で活動的なバンドに名を連ねるだろう4バンドのQ&A方式のインタビューだが、これは各バンドがそれぞれのページを受け持つ「セルフイントロデュース」という試みによって構成される。そしてインタビューのページ以外に、各バンドがもう一ページを好きなように使用して、コラム、アート、詩、レポートなどを提供している。これなら、So君自身も書いているように、たしかにバンドのイメージがよりダイレクトに伝わってくる。しかも恊働によってなにかをつくりあげたという背景もよりダイレクトに伝わってくるだろう。これは「もうひとつ」のジンの作り方を提示していると言えるのではないだろうか。その他、Punk And Destroy の毒虫店員S君によるレコード・レビュー、スペインの Raw Noise D-Beat Nuclear Nightmare Real Punx "Destino Final" の Doll 未掲載分のインタビューで構成された全16ページ。

2009/07/16

Adverse Issue.2

ちかじか H.G.Fact より "Adverse" というパンク・(マガ) ジンの第2号が刊行されます。全80ページというボリュームでフルカラー仕様。

詳細は "Punkschizo" にて - "ADVERSE!"


Acclaim Collective (A) も誘ってもらいまして、文章を寄稿させてもらいました。

もちろんディストロするので、刊行されたらあらためて告知します。

2009/07/14

Acclaim Collective (A) Stall will be at "Make The Golden Times" & "Bloody Revolt Vol.4"

Acclaim Collective (A) の次回の出店予定。

次は、9月18日 (金)、 Too Circle Records presents "Make The Golden Times" + Hardcore Survives presents "Bloody Revolt Vol.4" にて、出店させてもらう予定です。場所は、前回と同じく新大久保Earthdom


この日は、スウェーデンから Fy fanImperial Leather を迎え、日本勢は D.S.BCosmic Neurose、Crow、Encroached といったメンツ。

また宜しくお願いします。

それと、この日までまたどこかで出店が入るかもしれませんが、今のところこのライブということで

TOO CIRCLE RECORDS presents "MAKE THE GOLDEN TIMES" + HARDCORE SURVIVES presents "BLOODY REVOLT vol.4"


9月18日 (金)

@ 東京・新大久保EARTH DOM

Open 18:00 / Start 18:30

Adv 1,800yen +Drink / Day 2,200yen +Drink


FYFAN (Sweden)

IMPERIAL LEATHER (Sweden)

D.S.B

COSMIC NEUROSE

CROW

ENCROACHED


Info: 03-3205-4469 (EARTH DOM)

2009/07/13

This Week's Recommendation from Acclaim Collective (A): Harum-Scarum - Suppose We Try LP

HARUM-SCARUM - Suppose We Try LP

定番のような気もするし、あらためて紹介する必要はないと思うが、
当コレクティブ的にも本作はやはり外せない (今でも聴くということもあり)。1stアルバム "Mental Health" (Tribal War Records) でのフィメール・ヴォーカリストが抜け、3ピースになった US ポートランド州オレゴンの (ガールズ) アナーコパンク・バンド "Harum-Scarum" の大名作2ndアルバム。かなりメロディアスになった、というのが当時の第一印象。前ヴォーカリストの「毒々しさ」が減退したのは残念な気もしたが、今はこっちの方が気に入っている。だが、当然まだ「怒っている」。本作では、音の輪郭が明瞭になり、さらに生き生きとした演奏を聞かせる。そして、心に響くメロディラインとベースライン、タイトなドラムによるアグレシッブな部分と聞かせる部分の調和も素晴らしい。また、本作のラストに収録されている "As Civilians Die Again" (元々は1stアルバムに収録された曲。本作に収録されているのはアコースティック・バージョン) で、その表現力豊かなパンク・サウンドは頂点を極めると言っても過言ではない。歌詞は、彼女たちが MRR のインタビューで語っていたとおり、女性がパンク・バンドをやるという「特異性」にとどまらない。それは、家長制及び家長制を利用する資本主義の構造そのものにメスを入れなければ、「平等の社会」など創造し得ないというアナルカ・フェミニズムに基礎を置いた感を受ける。扱われるテーマは、性差別、同性愛嫌悪、プロライフ (反妊娠中絶)、(米) 帝国主義、多国籍グローバリズムと広範に思えるが、それらの問題性 (野蛮な) は彼女たちのポリティクスによって「一つ」に結ばれる。つまり、Harum-Scarum は、女性の権利が国家によってーこの男性優位社会によって、いかに抑制されているか。Harum-Scarum は、同性愛者の権利が国家によってーこの異性愛社会によって、いかに抑制されているか。Harum-Scarum は、あらゆる人間の権利が国家によってーこの資本主義社会によって、いかに抑制されているか。このことを徹底的に提示していた。私自身が彼女たちから突きつけられた問題で言えば、そのようなシステムが「男性」によってつくられた歴史を考慮せずして「反システム」を標榜することは、それがいつでも「セクシズム」や「レイシズム」になりうるし、またそれをいつでも「反セクシズム」や「反レイシズム」とでっち上げることはたやすい、ということだ。

1. The Marry-Age Meets the Kiss of Dead

2. Inappropriation

3. Violent Measures

4. You Can't Stop Me

5. The Fight Inside of Me

6. Where Did You Wrong?

7. As Civilians Die Again

" 私はこの悲惨な場所に望まない生命をもたらすことを強要する国家を絶対に許さない "

- You Can't Stop Me

Released by Hex Records (2001)

2009/07/10

Shades of Grey

Acclaim Collective (A) が今もっとも推薦する D.I.Yパンク/ハードコア・バンドの紹介。

そのバンドは、スウェーデン・ストックホルムの Shades of Grey

彼らは、Sakke (drums)、Diana (vocals/guitar)、Maria (vocals/bass)、Martin (guitar) という4人のメンバーで構成されるアナーコ・クラスト・バンドだ。楽器も兼任する
Diana と Maria のふたりの女性がメイン・ヴォーカルを務め、悲しげなメロディと力強いスウェディッシュ・スタイルの Dビートがミックスされた、怒りに満ちたクラスト・サウンドをプレイする。そして突き進むだけでなく、ドラマチックなパートも完璧なまでに取り入れる。

これまでに、demo CD (2005)、split LP/CD with Massmord (2008) をリリースし、ヨーロッパ・ツアーも精力的なまでに行っている。


現在、ファースト・アルバム "Freedom/Incarceration" LP の製作中。その出来がまた素晴らしく、完成が非常に待たれる。

彼らを聞いているだけで熱い衝動が抑えられなくなる。それほど気に入っている。

Capitalism must come to an end!

Shades of Grey: www.myspace.com/shadesofgreylkpg

ミラダの強制排除と「われわれ」の憂鬱

ミラダの住人はついに強制排除されてしまったようだ。

言うまでもなく、「強制排除」はこのスクウォットにかぎったことではない。ヨーロッパにかぎったことでもない。その意味はいかなるところにおいても同様である。

唐突だが、
このように権力が我々の「居場所」を自由に決定できる社会において、きみがなぜ憂鬱になるかを考えてみてほしい。そのような社会において、我々が憂鬱になる主要な原因として、まず「居場所」を奪われることにある。人は「居場所」がないことに憂鬱になる。人は憂鬱を癒すために「居場所」を欲する。人は「居場所」をつくることで憂鬱から逃れる。つまり、ミラダの住人は権力によってふたたび憂鬱を強いられることになったのだ。

権力の「強制排除」というのは、根本的に我々を憂鬱にさせることが目的である。なぜならそれは、権力が直接手を貸さずに、いとも簡単に我々を分断できてしまう方法にもなりうるからだ。ミラダの住人に関して言えば、かれらは憂鬱を抵抗に転化させているかもしれないが、大半の人間はこの「見えない殺人」によって葬り去られる。

だからこそ我々は憂鬱に敏感にならなければならないし、またそれが自分にとって不必要なものならば、それを取り除くために闘うしかない。まちがっても、憂鬱を「バネ」に頑張ってはならない - 頑張るなら、憂鬱を「抵抗」にしなければならない。それが「居場所」の意味を理解し、「居場所」の奪還に繋がる。

Acclaim Collective (A) はこう考える。そこにミラダの住人と「われわれ」を結ぶ希望があるなら。

あらゆる「強制排除」に対する「われわれ」の反撃は終わらない。

2009/07/09

Milada続報 - 北河内路上通信より

チェコ・プラハの Milada Squat の続報が "北河内路上通信" に更新されている。

本日、ミラダに奴らの破壊策動か

Fw: Manifest of the Milada squatters

Fw: Prahaのミラダより続報

北河内路上通信: blog.goo.ne.jp/kitakawachi_nojuku

New Distro Items: 7/9

SOFY MAJOR - one-sided gatefold screenprinted 12" (IRAE)¥1,000

" Screamo has slowly, but safely become one of my favoritegenres. The energy, anxiety, and the rage is so perfectly balanced and in the end it becomes something so beuatiful. And now when my latest star, Sofy Major, has appeared in the picture it feels like screamo forever will be with me.

But enough about me. Sofy Major is a french Screamo-band that is very right on, unlike alot of bands in the scene that rather build up their songs and doesn't release the anger until the end of the song. Sofy Major, on the other hand, always manage to keep the same energy throughout their songs, which results in a spray of rage and melody, that always succeedes to walk hand by hand. That is probably the reason that makes me love Maxi, there is always a wonderful melody beneath the rest of the nistruments, and vocalist Bastiens shriek. It is so beautiful that I want to cry, but at the same time so rough that I just want to bang my fist to the wall.
But I do not want to guide you in the wrong direction, or confuse you with saying that it's too rough or too melodic. Read this last sentence and you will know all you need to know.
It is wonderful. " - Set Us Free

Sofy Major: www.sofymajor.com

2009/07/08

7・20 排外主義によく効く表現行動! [福岡]

7月20日、「在日特権を許さない市民の会」が今度は福岡で「外国人参政権反対」のデモを行うとのこと。ということで、ここでも差別・排外主義に対する抗議行動が組織された。

720action.blog85.fc2.com

以下、転載:

7・20排外主義に抗議する表現行動への参加・声明への賛同を!

きたる7月20日に「在日特権を許さない市民の会」と称する差別・排外主義団体が福岡で「外国人参政権反対」のデモをするとの情報を得て、かれらによって醜悪な言動が福岡でもまきちらされることを憂慮した有志により、対抗行動のための組織として「排外主義によく効く表現行動実行委員会」が組織されました。

実行委は下記の通り声明を発表し、在特会の集会とデモ、およびそれに象徴される日本社会にはびこる差別と排外主義に抵抗し、そして「共に自由に生きる」社会へ向かう私たちの意志を示すための表現行動を行います。思いを同じくする大勢のみなさんの声明への賛同と行動への参加をお願いします。

※賛同していただける方は、下記情報を実行委まで下記メールにてお知らせください。
yokukiku720 (a) gmail.com  ※(a) をアットマークに変換してください。

<賛同メッセージ>

「排外主義によく効く表現行動実行委員会」の声明に賛同します。

お名前(所属など):

ひとことメッセージ:


【声明】


私たちは共に自由に生きる!

差別、分断、排除をやめろ!


2009年4月11日、埼玉県蕨 (わらび) 市で、不法滞在を理由として両親が強制送還され、日本政府により家族と別れて暮らすことを強いられた女子中学生の自宅・学校周辺に押しかけたうえで、「犯罪を侵した外国人は家族もろとも日本から出ていけ」などと主張する卑劣なデモがありました。このデモを主催したのは「在日特権を許さない市民の会 (在特会)」であり、この団体は、外国人を共生すべき他者としてではなく「潜在的な犯罪者」とみなして差別し、「ヨーロッパ人やアメリカ人は受け入れられるが、朝鮮人や中国人はどこにでもいて、他の人種よりも百倍も犯罪をひき起こしているからダメだ」「韓国人は対馬にムクゲの花を植えて対馬を乗っ取ろうとしている」「行政と結託した極左暴力集団が我々の国民運動をつぶしにきている」というような、強迫観念にとりつかれたとしか思えない発言を繰り返しています。在特会は現在、そのような強迫観念にかられるように外国人参政権に反対するデモを全国各地で行っており、7月20日には福岡でもデモ行進を企画しています。


私たちを含め多くの人が、格差や貧困がひろがるこの社会のなかで、さまざまな不安を抱えて生きることを強いられています。在特会に集う人々は、そのような不安を取り除くため、想像の中で純粋無垢な「日本」を描き、そこに精神的な拠り所を見出し、その拠り所を「外敵から守る」という妄想にかられた言動を繰り返しているのでしょう。インターネット上で「ガイジンとサヨク」を馬鹿にする動画を公開して悦に入っている在特会…底無しに哀れです。


しかし、かれらがいかに哀れな連中であるにしても、在特会のような動きは、現在の日本において人々の生や労働が不安定化し、分断と格差が生じる現実を覆い隠すために「日本人」という人種的なまとまりや「国民としてのプライド」をでっちあげてゆく政治に連なるものであり、見過ごすことはできません。在特会のような排外主義は、好景気の時には外国人労働者をさんざんこき使い、不要になった分だけ潜在的犯罪者として排除するようにして、次々と改悪されている日本の入国管理政策とも連動しています。また私たちは、社会が流動化・不安定化する中で不安心理にかられた日本人が事実無根の疑いを「外国人」にかけてリンチ・虐殺にまで至ってしまった余りにも悲痛な歴史を知っているはずです (関東大震災時など)。在特会の吐く数々の醜い言葉には、紛れもなく虐殺の予感が潜んでいると言わねばならないし、「同じ土俵に乗るな」と言って放置していれば済むものだとは思えません。たしかに私たちは、在特会に集う人々の妄想などとは何の関係もない、多様な生をつなぎ、他者と共生する文化・社会の創造をこそ目指していますが、あのような排外主義者たちの醜悪な発言が公共空間で垂れ流されることを黙認することはできません。


私たちはみな、この資本主義社会の中で他者と分断され、競争することを迫られ、力を持つ国家や金を持つ企業によって翻弄される不安定な貧民であり、労働者です。私たちはそのような力や流れに抵抗するためにも、分断線を乗り越えて他者と繋がり、共に自由に生きてゆくことを目指します。私たちは排外主義に対する反対の意志を表明し、多様な生をつなぎ、有象無象の他者とともに新しい文化・社会を作ることを目指す表現行動を行います。7月20日の行動への多くの方の参加と賛同を呼びかけます。


2009年7月7日 排外主義によく効く表現行動実行委員会 (福岡)

<行動の予定>

★7月11日 (土) 午後6時~ @天神コア前 (ビラまき&排外主義によく効くアピール)

★7月20日 (月祝) 14:30~ @天神コア前 (ビラまき&排外主義によく効くアピール&在特会デモに対するサイレントプロテスト@旧岩田屋前) ※当日は13時ぐらいからビラまきなどやっていると思いますので都合がつくかたは早めに参加を。ビラまきまくりましょう。

<当日の行動について>
※7月11日および7月20日は、当ブログ上で公表している実行委の声明案を元にしたビラを配布し、差別や排外主義に反対する意志をアピールします。

※20日には、私達の行動の現場から、在特会のデモ行進が一定の距離で見える時間帯があるものと思われます。「排外主義を許さない」というメッセージを、主に一般市民の方に対して訴えつつ、在特会に対しても一定の抗議の意志を伝えることが、今回の行動の趣旨ですが、実行委としては、在特会のデモ行進等を実力によって妨害すること、および在特会主催のデモに参加している人々を挑発すること等を主目的とした言動には反対します。以上を御理解のうえ、是非抗議行動に参加してください。

※在特会は自分達に反対する人間は全て「朝鮮人」「極左」などと呼んでバカにする動画をネット上に上げて悦に入る集団ですので、当日私たちの行動に対する撮影も予想されます。顔を写されたくない方は行動への参加にあたって、各自で工夫をお願いいたします。

Black Bloc - "Love Anarchy, Hate Authority!!"

断っておくが、Black Bloc「信者」ではない。

ひとつ言えることは、この世界がどのような仕組みで動いているかに注意も向けず、それが我々の頭の中の「仕組み」そのものであることに自省もせず、
「原理原則」にこだわって、かれらを非難するなら、Acclaim Collective (A) はかれらの側に立つ、というだけだ。

それ以外にかれらをサポートする理由はない。

「アナーキーを愛して、権威を憎め!!」

「地元の警察を燃やせ!」


この言葉は以下のようにも取れる。

かれらはまた我々である。

かれらが攻撃しているのはまた我々である。

2009/07/07

New Distro Items: 7/7

DISBEER - The Very Little Disgraphy and Fortunualy Unrealised LP (Deviance) ¥900

" The posthumous Lp from the beerz is released in coproduction with many frenchs labels. The beast evil french band had been in activity from 1996 to 2004. Apocalypse D.Beat soldiers from Auch Crust City. A city known for its crust hardcore bands like Sickness, Enola Gay (rip), Vomit Yourself (rip). Disbeer has used especially Discharge
and beers. Disbeer played more than 100 gigs in France, Germany, Belgium, Switzerland, Spain. It performed with bands like Disfear, Driller Killer, Steroids, Hellkrusher, Dystopia, Dropdead. " - Plastic Bomb Records

M:40 - Historiens Svarta Vingslag LP (Deviance) ¥900

" Crust/hardcore from Lidköping. Twelve songs of total fury! Fullength album recorded at HoboRec, Jönköping. The songs are mixed with slower parts, which keeps the record as a whole interesting and focused. As on a prime note; crustpunk has never - and will never be - better than this. Think Totalt Jävla Mörker mixed with Neurosis! " - Halvfabrikat Records

M:40: www.m40.se

WARTORN / LOS DOLARES - split 7" (Deviance) ¥400

" And
once again a proper beautiful killer release featuring LOS DOLARES from Venezuela, relocated in Spain (at the moment) with 2 new tracks of pounding anarcho punk with well thought lyrix and a kick ass production. On the flip you find 2 new tracks from WARTORN (US) that equally kick the shit out of you. Raging crustpunk with a hell lot of thunder and energy. - - The whole package is massive including a thick poster and lyrix and beautiful well made artwork by Marald. Both Bands are on Tour in September. Go and catch them if you got the chance. " - Ruin Nation Records

Wartorn: www.myspace.com/wartornwisconsin
Los Dolares: www.myspace.com/losdolares

LAATIMINEN APAROILLE - comp LP (Deviance) ¥900

" Compilation of recent Finnish bands with : SOTATILA, YDINASEETON POHJOLA, DISSIPED, DISSECT, NOITUUS, AKUNPUNKTIO, ARRESTUM, AORTAORTA, KUOLEMA and many mores... + 20 pages A4 sized pro printed zine about the Finnish history scene included. " - SMYT Records

2009/07/06

【転載】: 案内 7/18 (土) カワイ闘争報告会 + 交流会

全国の多くの方々からカワイ闘争への賛同・支援を頂き、たいへん心強く感じています。

講師をいいようにこき使い、声を上げればすぐに切り捨てる

河合楽器製作所とカワイ音楽教室に対して、

私たちは、不安定貧民の結集を呼びかけ、

「不安定貧民をなめるな!」と声を上げ、

何年でも徹底的にカワイと闘い続けます。


そこで、7月18日 (土) 新事務所において、不安定貧民のつながり作りの意味を込めて、
闘争を支援してくださる人たち、カワイ音楽教室にかかわらず不安定就労で苦しむ人たち、その他多くの不安定貧民に向け、下記の内容でカワイ闘争報告会と交流会を開きます。

詳細は、電話やメールで問い合わせてください。

みなさん、是非、来てください、それぞれの思いを寄せ合いましょう。

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カワイ闘争報告会 + 交流会

7月18日 (土) 18:30~


1.カワイ闘争経過報告

2.元カワイ講師Qさんが語るカワイ音楽教室の実態

3.カワイと講師が交わす委任契約の違法性を暴く

報告終了後、交流会を開きます。


会場 : 福岡市中央区大名1丁目3番42号ローズマンション304

主催 : フリーターユニオン福岡

TEL : 090-9980-2106

This Week's Recommendation from Acclaim Collective (A): Chumbawamba - Anarchy CD

CHUMBAWAMBA - Anarchy CD

言わずもがな UK のアナキスト・パンク・バンド "Chumbawamba" が EMI と契約する以前の94年にリリースした (たしか) 6枚目のフルアルバム。リリースしたのは、同郷のインディペンデント・レーベル "One Little Indian Records" (ex-Spiderleg Records from Flux of Pink Indians)。

そして、本作は、かれらが80年代後期より UK のレイブ・カルチャーに洗礼を受け、従来のアナーコパンク路線から、本作で聞かれるようなポップ/ダンス・ミュージック路線にサウンド・スタイルをチェンジしてからの最高傑作と言っていい。いや、Acclaim Collective (A) (以下 Acclaim) にとって、Chumbawamba とは本作とさえ言ってもいい (それと85年リリースのデビュー・シングル "Revolution" 7" だろう)。とはいえ、彼らが結成以来、大きな「成功」を収めたのが、事実、本作なのである。 "Timebomb" (時限爆弾)、 "Homophobia" (ホモフォビア)、"Enough Is Enough" (もうたくさんだ) といったヒット・シングルはさることながら全曲捨て曲なし。Chumbawamba 流の最高のポップ/ダンス・ミュージックが詰まっている。

ゆえに、かれらのサウンド・スタイルはある意味「大衆的」になった。だが、本作は、「普通の人々」の「現実」を繋ぐ大きな意味でのストロングな政治性をいまだ見せつけた作品でもあったのだ。とりわけ、同郷のヒップホップ・デュオ "Credit to the Nation" の MC Fusion とコラボした "Enough Is Enough" には熱くならざるをえない。この "Enough Is Enough" は、"Open your eyes - Time to wake up - Enough is enough is enough is enough" (目を開け - 目覚めるときだ - もうたくさん、たくさんだ) のフレーズで有名なアンティファ (反ファシズム)・ソングである。この曲がシングルとしてリリースされた93年当時のイギリスでは、「外国人排斥」を掲げたイギリス国民党 (BNP) と呼ばれる (ネオ) ナチ政党が台頭し、議席獲得のために選挙戦を展開していた。それは、イギリス国内にファシズムの気運が異常に高まった時代でもあった (今なお続いていることは言うまでもない)。つまり、この曲はかれらが本気で「やつら」を止めようとした曲なのである。さらには、MC Fusion とかれらというこの両者 (黒人と白人) が手を組んだ意義も大きい。

最後に、なぜ Acclaim にとって本作なのかを説明しておきたい。
それは、Acclaim が、かれらがデビュー・シングル "Revolution" 7" の "Adversity" (逆境) のなかで歌った "The music's not a threat. Action the music inspires can be a threat!" (音楽は脅威じゃない。音楽が喚起する行動は脅威になるかもしれない!) を、本作からおおいに感じているからである。「スタイル」としてのパンク・サウンドを打ち破ったサウンド (それがいいと言っているわけではなく、たんに「それだけではない」を示したという意味)、そして、「もうたくさんだ」と歌う "Enough Is Enough"、「私は時限爆弾だ」と歌う "Timebomb"、「同性愛嫌悪は最悪な病気だ」と歌う "Homophobia" などの (先に述べたように) 「普通の人々」の「現実」を繋ごうとする姿勢の結実は、 そのことを説明するに十分である。だが、Acclaim はそれが「より多くの人々にアピールする」という意味では言っていない。たんに本作からパンクの「力の配分」の無限性をひしひしと感じるというだけである。これはもうひとつの「成功」とも言えるだろう。ゆえに本作なのである。もう多くは言うまい。今となっては入手しやすい作品ではないが、とにかく機会があれば聞いてみてほしい。

1. Give the Anarchist a Cigarette
2. Timebomb
3. Homophobia
4. On Being Pushed
5. Heaven/Hell
6. Love Me
7. Georgina
8. Doh!
9. Blackpool Rock
10. This Year's Thing
11. Mouthful of Shit
12. Never Do What You Are Told
13. Bad Dog
14. Enough Is Enough
15. Rage


Released by One Little Indian Records (1994)

Chumbawamba - "Enough Is Enough"


追記 : かれらはこの後、自らも攻撃していた EMI と97年に契約する。そしてその EMI から世界的大ヒットとなったシングル "Tubthumping" 及びアルバム "Tubthumper" をリリースし、各方面から非難を浴びることになる (UK の D.I.Yパンク/ハードコア・レーベル "Ruptured Ambitious / Propa Git Records" が "Bare Faced Hypocrisy Sells Records" - The Anti-Chumbawamba comp 7" を98年にリリースしたのは有名である。参加したのは、Riot/Clone、Anxiety Society、Oi Polloi、The Bus Station Loonies の4バンド)。しかしながら、ここではこのことに関して割愛する。本当は割愛できないが、それはまたいずれ。

2009/07/04

Rag - Revolutionary Anarcha-feminist Group in Dublin, Ireland

アイルランド・ダブリンの革命的アナルカ・フェミニスト・グループ "Rag" の紹介。

彼女たちの主要な活動のひとつは、同名雑誌 "The Rag" の発行であるが、
これ以外にもフェミニスト集会、様々なテーマを授けた定期的なオープン・ミーティング、フェミニスト・ウォーキング・ツアーなどを開催している。

The Rag は
現在までに3号が出ている。ちなみに、1号では、当レーベルからリリースしている Easpa Measa の Clodagh によるフィニッシュ・Dビート・クラスト "Khatarina""Khatarina Tour Diary" が読める。Acclaim Collective (A) でも2号から毎回ディストロしている - "Where is RAG available?" (現在すべて品切れ中)。

いずれこの The Rag のアーティクルも訳出紹介するつもりである。

まずは彼女たちによる紹介文を以下に :


rag dublin


RAG は、ダブリンにおけるアナルカ・フェミニスト・ウーマンの多様な集団によってつくられた雑誌です。私たちはみなフェミニストであり、女性の従属が存在するという認識で結束しています。私たちはみなアナキストであり、すべてが支配され搾取されるこの資本主義的・家長的な社会に代替手段を創造するという必要性で結束しています。

Rag: www.ragdublin.blogspot.com

2009/07/01

Gotcha / Rosapark - "Punks Against G8" split CD (ACM023) Update

たまにはこっちで宣伝。

Gotcha / Rosapark - "Punks Against G8" split CD (ACM023) の最新情報。

時間がかかっていますが、確実に進んでいます。本作は、両バンドの歌詞だけではなく、それ以外にもテキスト関係が多く、それらをブックレットにどう配置するかなどで、今、アートワーク及びブックレットのレイアウトを担当してくれている Rosapark のリズムマシンの Le Crabe と納得いくまでやりとりしています。そしていよいよ最終的なブックレットの構成に入りました。


国内・海外のパンクス問わず、主に国内のパンクスからですが、本作について尋ねられることが多く
(及び Protestera / Gotcha - split 10" もですが、これは海外のパンクスからが主)、楽しみに待ってくれているパンクスもいるかと思います。時間がかかっている分だけの作品にするので、もうしばらくお待ちください。

本作のフロント・カバーももう少しで公表できるかと思います。

Gotcha: gotcha1977-ftllbyourselves.blogspot.com
Rosapark: www.freewebtown.com/rosapark

Milada is Calling for Your Help

今まさに、チェコ・プラハの Milada Squat (ミラダ・スクウォット) が排除の危機にある。

以下は彼らのウェブサイトに更新された昨日6月30日16:27付の情報 :


ミラダ・スクウォットは同志の救援を請う


あなた方の支援を示すためにここに来ていただきたい!!!!

たった今、この瞬間、ミラダ・スクウォットに新たな警察の攻撃がある。今回、所有地の主は警備会社を送り込んでいたとされる。スクウォットに住んでいる人々は立ち退かされる恐れがあると考えた。かれらはバリケードをつくり、屋根の頂上に移動した。どうやら警備会社ができるかぎりすべてを破壊しつくしているようだ... たくさんの騒音とガラスが割れる音がするが、まだ警察の姿はどこにもない。

Milada Squat: www.milada.org