90年以降、ギリシャ・カヴァラ市で行われたコンサートには、政治囚の支援そして政治闘争への貢献という明確な目的があり、またこれらのことはこうした闘争に向かおうとする主義と個人的な道徳の配給であった (このへんは、mukofungoj ĉiuloke の "ギリシャ「暴動」ざっぽう・ざっかん" を参照してもらうとある程度分かるかも)。その背後には、自主管理センター (The Autonomous Centre) であるその名も "Anapxikoi" (Anarchist) の存在がある。ここは、政治的な考えや社会的な行動主義を表現する場以外に、オルタナティブなエンターテインメント、図書室、レコード・ショップのための場としてもある。
今回は、このセンターの一部として、主に D.I.Y. パンク/ハードコアのコンサートの企画を行っている反権威主義的な D.I.Y. コレクティブ "Accion Mutante Collective" を紹介。彼らが企画するコンサートでは、アニマルライツが重要なテーマとなっていて、ほとんどのコンサートでベジタリアン・フードを作り提供することが全体の政治的な共通認識となっている。
自らの経済的な支援のために、"Accion Mutante" benefit comp CD もリリースしている。地元ギリシャ及び世界中から、彼らの企画でプレイしたバンドも含む以下の全29バンドが参加: Ass's 9 Days、Dr. Green、Kalashnikov、Tight Finks、Cress、Scum Noise、Satan's Rejects、Totalitar、Koyaanisqatsi、Kobayashi、Skew Wiff、Sinergia、Acursed、Epithanatios Roghos、Asebia、The Now-Denial、Wolfbrigade、Malignant Tumour、Insidious Browbeat、Sewn Shut、 Gride、Ulcerrhoea、CAD、Wojczech、Napalmed、P.S. Stamps Back、E.N. Joyable、Cities In Desolation (最後の5組はノイズ/インダストリアル)。参加バンドは未発表曲を提供しているようだがすべてではない (ちなみに、はっきりと分かっているところでは、ドイツの The Now-Denial が未発表曲。彼らは、split 7" with Highscore をリリース後、ギリシャ・ツアーを行っている)。CD に封入されたインナーシートには、この Accion Mutante Collective の概要を説明した文章もあり (ギリシャ語/英語)。
くわえて、国内外の CD、レコード、カセット、Tシャツ、本などのディストロもやっている。
彼らは言う : 「私たちの願望はスペースを取り戻すことです」
Accion Mutante Collective: accionmutantecollective.blogspot.com
文章は comp CD の説明文を参考に構成した。
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