LASTSENTENCE - Beginning of the Close Mind... 7" (Guerrilla Records) ¥700
大阪フィメール・フロンテッド・マンゲル・スラッシュ・アタック "Lastsentence" のファースト・シングルが同郷の Guerrilla Records からリリースされた。このバンドは本作以前にデモをリリースしているが未聴だった。けれども昨年、東京でライブを見て気になっていたこともあり楽しみにしていた作品。一聴して、もちろん Mob 47 / Crudity のストックホルム・マンゲル勢、あるいは初期 Anti-Cimex──その他一連のスウェディッシュ・ロウパンクの影響が核にあることが分かる。しかし通して聴いていくと、それだけではないことに気づく。高音で絞り出すように絶叫しまくるヴォーカリストも実にエナジー溢れるもので、その唄法も起因して、ジャパニーズ・ハードコアのようなテースト ( 熱さ) もかねそなえている。歌詞は英語/日本語で唄われている。システムや作り上げられた「未来」から逃れられない苛立ちも表現されつつ、自分の目で「真実」を見ようとする──その内容からは真摯さが伺える。それらのことも含めて、音だけではない「オリジナリティ」がしっかりある。終始破壊力と緊張感をうしなわない全8曲収録。これはちからがこもる。ちなみに、彼らは ex-Ferocious X、Nationstate、Devastated Goes のメンバーによるバンドである。説明する必要はとくにないと思うが。
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