2011/01/31

「反権力」までの長い道のり

「反権力」というのは権力との直接対峙ということよりはむしろ、身近にある自身や「仲間」のなかに巣くういまいましい権力性 (階級性) との直接対峙と言っていいだろう。その日常的な闘いである。

私たちはつねに自身や「仲間」を傷つけてはいないか、私たちはつねに自身や「仲間」がひとりぼっちになってはいないか、私たちはつねに自身や「仲間」と嘘いつわりなく話をしているだろうか、という自問と行動なくして「権力との直接対峙」は決してない。必然的に「権力との直接対峙」の共闘もない。

私たちは「孤独」になる覚悟、「嫌われ者」になる覚悟はできているのだろうか? またその覚悟をもつことはできるのだろうか? 「
反権力」は長い道のりなのだ。

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