2011/03/21

【転載】: 東日本大震災の被災者への救援を共に!


東日本大震災の被災者への救援を共に!

3月11日、東日本列島を中心に大規模な地震と津波が起きた。その余震は今も続いている。福島県の原発が次々に壊れ、チェルノブイリ級の危機が現地を襲おうとしている。この大震災で「安全」も「安心」もことごとく吹き飛んでしまった。 情報は入り乱れ、マスコミは被災地を都合よく切り取ってTVや新聞に流し、インターネット上にはデマが飛び交い、真相を被災者や私たちに伝えることを妨げる。政府・電力資本による「計画停電」は「原発がなくては困るだろ?」と私たちを脅しつつ、差別排外主義者がネット上でナショナリズムを煽り、「がんばれニッポン!」と鼓舞して、反原発派や反軍派を「不安を煽る非国民」として排斥する。私たちは1923年の関東大震災の悪夢を繰り返すのか否かを問わなければならない。また、阪神淡路大震災で起きた、在日朝鮮人や中南米などの外国人労働者をはじめとする外国人への救援のたち遅れや、ボランティアや一部地域住民の「自治会」等によって排除された野宿の仲間が炊き出しに並ぶ被災者の横で何十人も餓死・凍死したことを決して忘れてはならない。

私たちはあらゆる情報が縦横無尽に飛び交う中から、余白を探し出して拡げることを呼びかける。すなわち、早急に、かつ中長期的に被災者への救援をはじめるということである。政府・資本・マスコミによって被災地の状況は都合よく書き換えられている。それらによって、被災者からの窮状は私たちに届くことを妨げられている。金融資本やゼネコン資本・商業資本は1995年がそうであったように、「義捐金」で誤魔化しながら「復興特需」にむけて虎視眈々と舌なめずりしている。

私たちはこのような悲劇の快をいつまでも享受するわけにはいかない。もうたくさんだ!被災地の民衆は一刻も早い救援を待っているのだ。大地震と大津波のショックと原発事故の恐怖に晒されているのだ。私たちはこのような大惨事に遭いながらも決して生きることを諦めない、あらかじめ訴えが取捨選択されることとなったとしても、それでも人を信じ続ける被災者に応えることである。

私たちは日本列島中の仲間と連携しながら有志で「先遣隊」を3月22日から被災地へ派遣する(約1週間の予定)。今回の任務は、列島中の仲間と連帯した本格的な救援活動に備えて、①被災地(とりわけ孤立を強いられている集落)の生の状況の把握、②補給路・物資中継拠点の確保、③被災現地の救援拠点の形成の為の交渉、④飢餓状況にある人々への緊急的な救援活動等である。

関西に戻った後、「報告会」を開いて、今後の救援態勢を協議したい。志あるすべての皆さんに呼びかけたい。東日本大震災の被災者への救援活動をともに行いましょう!

東日本大震災救援委員会(準備会)

「東日本大震災」救援報告会
日時:4月2日(土) 13時~17時 
会場:エル大阪608号室
※被災現地のビデオ上映と報告
※会場カンパ:500円
主催:東日本大震災救援委員会(準備会)

以下、当面の救援の連絡先(暫定)

被災者に届ける救援物資を集めています!
米、保存できる食料品(カップ麺、缶詰類、レトルト食品、スポーツドリンク等)、毛布、衛生用品、衣料、タオル、洗面具、カイロ、使い捨てのできる食器類、各種燃料等

物資の送り先は
住所:大阪市北区扇町公園1-1大阪キタ越冬実現地本部
電話番号:090-6677-8602
E-mail:kamarado_d@yahoo.co.jp

救援カンパ金の振込先は
郵便振替口座:00930-6-139747
名義:大阪キタ越冬実
※振込用紙欄に「震災救援カンパ」と明記ください。

よろしくお願いします!!

自由労働者連合 (Free Workers' Federation)

No comments:

Post a Comment