2010/11/20

「現実」は遠い

現在のベラルーシにおける弾圧の契機ともなった2010年8月30日の在ミンスクロシア大使館へのモロトフカクテル攻撃だが (日本でも報道された)、またかしょーがねーなと言うべきかアナキストの仕業などと宣伝され話題になっているらしい。

たとえそれがアナキストだとしてもなんだっていうんだ。たとえそれがアナキストじゃないとしてもなんだっていうんだ。

ちなみに、その事件に関与したとの疑いをかけられアナキスト・ムーブメントにおける7人の活動家が逮捕された。関与に関する証拠がまったくないのは明らからしいが、いまだ何人かが監獄の中。ベラルーシ当局はどうしても「アナキスト」としてブチこんでおきたいんだろう。

「アナキスト/非アナキスト」 、「暴力/非暴力」-そこには「真実」ではなく「現実」の倒錯だけがある。という意味では「誰だっていいじゃねーか」 。もちろん救援している人間がいるのだから疑いをかけられ逮捕された人物の「真実」の追求は必要だ。

ここでも言われてるが、いい加減、「陰謀論なんかに頼らないで抗議や不満の行為を正当だと言うことはできないか?」

「現実」は遠い。

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