"Revive Us Again" comp 7"
本作もまた "Making Punk Compilation A Threat Again!" (今一度パンク・コンピを脅威にせよ!) を具現化した作品だろう。それは1993年ーー本作は、90年初頭、「Positive・Political・Punkrock」というスローガンを掲げ、国家と資本主義に対して闘争を宣言したベルギーのポリティカル・ストレートエッジ・バンド "Nations On Fire"、そのメンバーである Jeroen のレーベル "Machination Records" からリリースされた。とはいえ、いわゆる「ストレートエッジ・コンピ」になっていないところが本作の特徴であるだろう。Agathocles (ベルギー)、Medicine Man (アメリカ)、Rupture (オーストラリア)、Hiatus (ベルギー)、Man Is The Bastard (アメリカ)、Excrement Of War (イギリス)、そして Nations On Fireーー当時の D.I.Yパンク/ハードコア・シーン各方面を席巻したバンドが多く参加している (とりたてて重要ではないが)。さらには、一筋縄ではいかないメンツが顔を揃えている。言うなれば、こうした異端なメンツに対して、Machination Records が差し出したテーマがまさに反宗教 (ここでは反キリスト) であった。また、"Revive Us Again - The voices of inspiration of a Machination World" (私たちを再び生かしてください - 策略的世界の啓示の声) というタイトル及び副題は、"Revive Us Again - The Voices Of Inspiration of THE CHURCH OF GOD" (私たちを再び生かしてください - 神の啓示の声) と呼ばれるキリスト教歌オムニバスへのパンクスからの返答であった (アートワークも曲名もすべて真似ている。参加バンドの実際の曲名は異なる)。
SIDE ONE
revive us again - AGATHOCLES
I belieive in God - MEDICINE MAN
My God can do anything - RUPTURE
Tell it like it is - HIATUS
SIDE TWO
Jesus is on the main line - MAN IS THE BASTARD
God has smiled on me - EXCREMENT OF WAR
I've been running for Jesus - NATIONS ON FIRE
medley.
私たちを再び生かしてください
策略的世界の啓示の声
考えたいくつかの事
A. キリストの加護は、罪深い人々のアドバイスに従うのでもなく、彼らと罪を犯すために彼らと行くのでもない人の上にある。
B. 善良な人や正しい人は、神の意志が提供されることを好む。彼は微笑ましい神に大喜びする: 彼はいつも神を喜ばせることができる方法を考えるのが好きである。
C. 上手に世話をされ、たくさんの水を得る木は、常にたくさんのおいしい果物を実らせる。所有者にとっては喜びである。正しい人はこの木に似ている。彼はまた喜びを主にもたらし、彼のまわりの人々はありがたがる。
D. キリストは、正しい人生を送る万人を知っていて、万人を見守るが、罪深い人々は迷子になるだろう。彼らは非業の死を遂げるだろう。俺たちが歌うように、歌を楽しめ。
Released by Machination Records (1993)
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