2009/09/07

This Week's Recommendation From Acclaim Collective (A): Abductee S.D. - Won't Stand Down LP

ABDUCTEE S.D. - Won't Stand Down LP

スウェーデン・ストックホルムの "Abductee S.D." の13曲収録1stアルバム (MCDバージョンには9曲収録。LPバージョンには新たに新曲4曲が加えられている)。かれらの MySpace にはこうある: 「ABDUCTEE S.D. は、インスパイアをし、教育をし、そして楽しませるための音楽をプレイします。つまり、自分たちと他者との両方を。私たちは私たちに影響することに関して曲を書きますが、これらは個人的なテキストではありません。これは政治的なものです。」。また、この "Won't Stand Down" の歌詞カードにはこうある: 「このレコードを (中略) 陥落し、この腐敗したシステムの犠牲になり続けているすべての女性に捧げる。あなたたちが恋しい。」ーーもうお分かりのとおり、セクシズムの犠牲になり続けているすべての女性を鼓舞し、共にセクシズムと闘い、共に新たな生を創作していくために結成されたと言っていいこの Abductee S.D. (バンド名は、英語に訳せば、"Stands for Shit Disturbers" (クソ忌ま忌ましい妨害者に対して立ち上がれ) という意味)。さらに、このバンドは、現 Imperial Leather (今月来日!) のヴォーカリスト "Amyl"、Burning Kitchen の "Sara" らが結成したオール=フィメール・3ピース・ポリティカル・パンク・バンドなのである。 Imperial Leather のヴォーカリスト "Amyl" がこのバンドでもヴォーカルをとるということもあり、このバンドは、Imperial Leather よりも彼女の政治的な側面がより反映されているとも言える。女性3人によるバリエーション豊かなヴォーカリゼイジョンで、エネルギッシュなメロディック・パンクロックをプレイするその姿は本当に怒りと力強さに満ちている。「クソ忌ま忌ましい妨害者に対して立ち上がれ」。


1. Hushallssysslor

2. Mama ar dum i huvudet

3. Far jag luta mig mot dig

4. It's my party and I'll cry if I want to

5. Kronprinsessa pa konferens
6. Tack bra

7. On one hand

8. Diagnostisera mig

9. Solo driving

10. Hur man tjanar penger pa kvinnor ar ingen hemlighet

11. on the other hand

12. Infinite selection of unlimited side effects

13. Acrimony


" 資本主義の嘘、家長制の恐怖に対する抵抗はあなたが呼吸をする空気と闘うようなものです。時々、それは、今の生活を愛することを困難にするでしょう。しかし、誰かを当てにすれば、古い砂利を払い落とせるでしょうかーー動き続けるために変化しよう。アルコールの中に自分自身を保存するな。 " - Far jag luta mig mot dig


" 生物学的フェミニストは、女性には洗練された親密性が自然にあると主張する。この曲は女性と車に関する話です。ジェンダーで固定化された社会によって、押された烙印に疲れ果てながら、彼女は親密性を「洗練」させます。彼女は、断固とした態度で自分の車 (それは巨大な車です) で独りで走り去っていく。片手でハンドルを握って、もう一方の手で私のまたぐらを掴んで。" - Solo driving

Released by Punks Before Profits / Communichaos Media (2006)


Abductee S.D.: www.myspace.com/abducteesd

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